これからの政治に必要な3つのこと(ソーシャルメディアで政治を盛り上げましょう)
私がやりたいことは、
1.市民と政治の距離を近づける
2.市民と政治家の対話の場を作る
3.ITを使った政治
それをソーシャルメディア、そして人のつながりをもとにボトムアップでやることです。
短期でどうこうではなく、中長期にできることをやっていきます。
なぜかはこちらから。(こっからブログ記事)
先日、twitterがきっかけでワカモノの政治参加についてのミーティングに出てきました。
きっかけは、たくやくんの選挙でのネット解禁のつぶやきから盛り上がって、こんな感じで会うことに。

このミーティングでは、ITを使った選挙活動やワカモノの政治参加について話をし、まずは活動の名前を決めて近いうちにアップデートできるはずです
そうこうしていると、ショコさんのこのつぶやきから、野村さんとも政治の話で盛り上がるし、じゅんちゃんはいつの間にか(行きたかったのに!)江東区で政治家の人達と地元の人とBBQやってたりと、政治に関しての話題が盛り上がってました。
ソーシャルメディアがあることで、誰にでもコンタクトでき、想いがある人とつながることができます。
官と民の連携プロジェクトでもある「助けあいジャパン」での活動を通じても、IT、ソーシャルメディアって官や政治家と国民をつなげるパワーを持つと思ってきました。
前から政治には興味あったのですが、これを機会に自分の考えを書きたいと思います。
まずは前提として 「今こそ政治!」の理由から
理由1:震災をきっかけにみんながこの国のことを考え出した
3月11日を境に、日本人が本気で国のことを考え出したと思っています。国の危機において、自分に何ができるのか? を全員が問われたのではないでしょうか。
国の対応、枝野官房長官の会見、原発問題を見て、結局は政治がすべてを決めると思った人も多いと思います。
この件に関しては、Timeのこの記事をご紹介させてください。

Rising to the Challenge: Can Young People Save Japan?
抜粋
"The young people have to say, Enough is enough. "
Can the new generation actually change Japan?
If they're to do so, the first step will be simply recognizing the magnitude of the problems facing the country.
"After this earthquake, a lot of us feel energized for the first time," says Kentaro Adachi,
a student at Waseda University in Tokyo, who admits he has never voted. "My friends who were never interested in politics, even if they majored in politics, are saying, What can we do?"
訳
若い人はもう十分だ!といわないといけない。
若い世代は実際日本を変えられるのか?
もし変えるとしたら、まずはじめに日本がどのくらいの問題を抱えているか認識する必要がある。
「地震のあと、全員がやるきになった」と、これまで一度も投票したこともない、早稲田大学の学生は言う。
私の友達で政治を専攻していたのに、まったく興味なかった学生でさえも「自分に何ができる?」と問い始めている。
私は新幹線に乗っているときにこの記事をみてEnough is enough! (もう十分だ!) と思ったのを覚えています。
震災がきっかけというのが残念ですが、今こそ国の危機に若い人が声をあげるべきなんです。
未来を作るのは、いつの時代も夢と希望を持つ若者なんですから。
理由2:IT、Socialmediaの普及で想いを共感する人とつながれる、行動を起こすことができる
個人的にはこれが一番大きい。これまでは何かやろうと思っても、会社や学校に興味持ってくれる人がいなかったら何もできなかった。
でも、twitterやFacebookがあることでいろんな人とつながることができます。想いが同じ人と簡単につながれて、行動に移すことができます。
それこそ、伊藤さんとのミーティング、ショコさんのつぶやきから、野村さん、ショコさんとの打ち合わせ、じゅんちゃんの政治家の方とのBBQなんてことは、ソーシャルメディアがなかったら実現しなかったでしょう。
だからこそ、政治に関しての発言、行動が容易になると思っています。 つながることで、行動までの敷居が下がったとでも言いましょうか。
理由3:コミュニティー活動から学んだこと、コミュニティーのリーダーは政治家であるべき
これは先日まとめたマイプロジェクトの経験から。
ソーシャルメディアが普及したことで、コミュニティーのリーダーは、旗を立てて、これをやります!という。そしてそこに、人が集まってきます。
助けあいジャパンのさとなおさんや、prayforjapanで私が翻訳をやったように。 (さとなおさんと自分を比べるのはちょっとやりすぎかもしれませんが笑)
リーダーは、ぜんぶできるわけではありません。私も翻訳のプロではないし、ITもできません。助けあいジャパンのリーダーである、さとなおさんも4月のパーティーで同じようなことをおっしゃっていました。
だけど、リーダーは人を集めること、人の力を借り、チームをマネージすることで物事を達成することはできます。時にはいろんな人と連携することもあります。
リーダーって「みんなの小さなアクション」に支えられているんです。
ふとこんなことを考えていたときに、みんなの小さなアクションをもらって仕事している人がいます。
清き一票をお願いしている「政治家」のみなさんです。
法律のどうこうっていうのはあるかもしれません。 だけれども、地域のコミュニティーのリーダーは本来は政治家なんです。政治家は地域コミュニティーともっと対話し、そして市民は地域の中でそのリーダーついていく必要があると思っています。
これから必要なこと
1.市民の政治に関しての参加、意識の向上
さて、さっきは政治家のリーダーとしての地域コミュニティーとの対話を書きましたが、これからは市民もその場に参加することが求められます。
市民、一人ひとりが自分の地域、生活を考え、もっと意見を言う場があっていいと考えます。そして、そのようなことを勉強する場、政治について学ぶ場がもっと必要です。
今は勉強会も各地で活発に行われていますしね。政治って。。。 という若い人も参加したくなるような、勉強会、もしくはワークショップができればよいかと考えています。
だいたい、政策を文字で読むのとか今の時代ナンセンスでしょ。 なんか面白い動画にして、政策を訴えてくれてもいいと思う。
これからは政治も図解やデザインが求められると思っています。
この件に関しては、今後野村さん、ショコさん、伊藤さんとも話を詰める予定です。乞うご期待ください!
2.政治家と市民の対話の場
政治家はお役所、役人の人とばっかり政策の話をするんじゃなくって、もっと市民と交流しましょう。
1で書いたように、今後は意識のある市民がそういう場にもっと入ってきます。私はそのようなリアルな交流の場を作れればいいなと思っています。
政治は国会できまるんだよ!数の戦いなんだから、他の先生方との連携が不可欠なんだよ! とおっしゃる政治家の方もいらっしゃるかと思いますが、それは半分正解。でも半分不正解。
政治は結局、議席や票で決まりますが、その意思にどれくらい国民の意見が反映されているかが重要なんです。今の時代、国民の声を反映させるのは選挙だけでいいのでしょうか?
これかの政治は政治家主導じゃなくって、国民主導なんです。 次に書くのは夢のような話かもしれませんが、実現可能なことです。インターネットさえあれば、人々の声を聞くのなんてあっという間ですから。
3.ITを使った政治の活動
この部分が一番言いたいことです。政治にもっとネットを使いましょう。もちろん、実現するには何年もかかります。
「国民に意見を問う!」ってよくいいますよね? そんなの選挙せずに、ネットで投票してもらえばいいじゃないですか。
いいね! って押してもらうとか、 ネット使えばすぐにでも国民の声は拾えますよ。
だいたい、今の法律は明治時代とか戦後にできたもので、その時代と同じことをやっていてももうスピードが合わないでしょう。
ITを使って、もっとスピーディーに国民の意見を政治に反映させ、ものごとをどんどん決めていく。間違ってたら、あとで修正するくらいでいいんですよ。
そのためには、意見を言う市民もよーく勉強しておかないといけないし、政治家にも真のリーダーシップが求められます。そして、国民にITリテラシーの向上が求められます。
それができたら日本は変わるんじゃないかな。
ちょっと投票とかとはイメージ違いますが、こんな風にネットを使って市民の声を集め政治家や役所の人が共有するのもありだと思っています。
個人的にはかなり気になるProject「give a minute!」
私見
「なんで若者が政治に参加しないのか?」 という問いに対して、「そのプロセス、結果に自分たちの意見、参加ができていないから」というのを本で読みました。
これにはストーンとふに落ちたのを覚えています。私も選挙に行くけど、ほとんど政治には興味がないワカモノですから。
仕事でも同じようなことはよくあります。上の人が決めたことに対して、現場はシラーっとしてる。
なぜなら、やはりその決定プロセス、結果に現場の意見が反映されていないからです。
日本の政治はダメだ。だから日本はダメだ。とは自分はもう言いたくないし、諦めたくもありません。だって、結局政治を決めるのは有権者の一人ひとりの行動だからです。
だからこそ、もっとみんなの意見が反映され、みんなが参加する政治が必要なんだと思います。
再度になりますが、この3つを中長期的にやっていきたいと思っています。
1.市民の政治に関しての参加、意識の向上
2.政治家と市民の対話の場
3.ITを使った政治の活動
IT,ソーシャルメディアがあることでどれも実現可能です。
ソーシャルメディアを使って、ボトムアップでPeer to Peerで人のつながりをもとにやる予定です。
市民と政治家、地域のコミュニティーをもっと顔が見えるようにしたいと思ってます。
固いことをやるつもりはありません。いつもどうり、ワイワイやる予定ですので、興味ある人は良かったら一緒にやりましょう。
We have to say, Enough is Enough! です。
P.S
ちょっと偉そうなこといってごめんなさい(笑
そして、別に政治活動をやるわけではありません。政治に対してもっと興味が持てるような活動をやりたいだけです。自分自身も含めて。
良かったら、皆さんのコメント、今の政治に対しての意見をいただければ幸いです。
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