日本にもっとコミュニティーを、IDOBATA cafeはじめます

昨年からマイプロジェクトや市民団体での活動をやっているのですが、その中で思うことが一つあります。
それは、会社以外の人とリアルで会う機会が少ないこと。
学生時代であれば、友人と飲んだり、地元の友達と遊んだりする時間があるけれど、社会人になると仕事が忙しくなり、外に出るのもおっくう。ついつい、会社の人としか会っていないことや昔からの友達としかいない事に気づきます。
ツイッターはやってるけど、フォロワーさんと会ったことないばかりの人も多いかと。
これは私自身の感想なのですが、
みなさんはいかがでしょうか?
仕事ばかりで、地域のつながりがなかったり、新しい人とのつながりがなかったりしませんか?
おそらく、私と同じようなことを感じる方は多いと思います。
理由は単純。実は、日本って世界で一番コミュニティー、コミュニティー活動が少ない国だそうです。(team OPEN YOKOHAMAで聞いた話。出典は探せず)
「家庭」と「仕事場」という二つの場(コミュニティー)がなくなると、誰にも話す人がいなくなり、結果鬱が多くなったり自殺が増えるそうです。
出典は見つからなかったのですが、これはおそらく当たっていると思います。
この話をするとみんなが納得するし、事実日本は毎年3万人もの人が自殺する自殺大国とも呼ばれています。 東日本大震災の被害者、行方不明者が約2万8千人です。
今回の震災よりも多い方が毎年、自らの命をたっているのが日本の現状です。
毎年3万人ですよ!!今回の地震と比べても、この数字がいかに大きい数字かがわかります。
さて、ここで思いついたアイデアが IDOBATA cafe。cafeでのおしゃべりを目的とした集まりから、ゆるーいつながり(コミュニティー)を作りたいと考えています。
私はたまにワールドカフェという対話の場のファシリテーターをやるのですが、人はみんなおしゃべりが好き。 ワールドカフェに参加されたことがある方は納得されるかもしれませんが、対話が始まったらあっという間に場が盛り上がります。おしゃべりがずーっと続くのです。
このワールドカフェみたいなのをいっぱいやろうかと思ってましたが、ちょっと大変なので諦めていました。そこで思いついたのがもっといろんな人と気軽におしゃべりできる、カフェで井戸端会議みたいにお茶するだけの活動、IDOBATA cafeです。
Social mediaでつながった人とお茶しましょう!、そこからゆるーいコミュニティーを作るだけの活動なのですが、一つ面白い仕掛けとして寄付を募ります。
みんなでワイワイお茶する参加料として、一人500円ずつコーヒー代とは別にいただきます。この500円を寄付金として、NPOや市民団体に寄付することで、ワンコインでできる社会貢献の場とします。 NPOのファンドレイジングの場としても面白いかと思っています。
会社以外でフラットな人間関係で話せる場を提供することで、日本にコミュニティーや地域のつながりがもっと増えていく活動を目指します。そして、寄付文化があまり定着していない日本でも寄付する機会を増やし、NPOなどの活動がよりしやすくなるような一度で二度おいしい対話の場にしていきます。
先日、つぶやいたら反響がありまして、来週の5日に第一回のIDOBATA cafeを横浜でやってみます。なんとつぶやきをみてくれた京都の人も横浜にきてくれるみたいです。
カフェでお茶するだけ。新しいつながりもでき、社会貢献もできるIDOBATA cafe
課題もたくさんありますが、まずは一度やってみます。乞うご期待!
P.S
シェアを普及させるプロジェクト Projectmeshというのもやっています。シェアを普及させるには、コミュニティーがないことには普及しないと思っています。 人との会う機会が増え、お互いが信頼していればそこから物の貸し借りは自然的に発生していくからです。今はそのコミュニティーがないから、シェアがあまり進まない。
地域から、自分からというところでも書きましたが、やはり一番大事なのは地域のつながりです。 そこから地域の政治にも興味がわいてきます。
まず、コミュニティーを日本に増やすことで、それぞれの活動にもつながっていきます。 よく「いろんなことをやってるよね」といわれますが、自分の中ではすべてつながっています。飽きっぽくてばらばらなことをやっているわけではありませんので(笑
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