ボランティアに行こう!

7月の8日に岩手で用があり、その足で少しだけ陸前高田でボランティアに参加してきました。
震災から4ヶ月経ちましたが、まだまだボランティアが必要な状況は変わっていません。
今後ボランティアに行かれる方のために、私が実施したこと、感じたことをまとめたいと思います。
1.ボランティアについての情報収集

助けあいジャパンにはボランティアのツアー情報や準備すべきことが掲載されています。
ここで基本情報を確認しました。http://tasukeaijapan.jp/
私の場合は、岩手に前日に入り、現地に行くこと、そこでできることをやるのが目的だったためどのツアーにもあてはまらず。。。
結果、ボランティアセンターの住所と電話だけをコピーし、陸前高田のボランティアセンターへ向かいました。
2.現地での移動手段
私が滞在したのは岩手の奥州市です。(最寄駅:水沢江刺駅)
陸前高田にはバスがでているのですが、現地の人に聞くと本数も少なく、陸前高田での移動は車が必要になるのでレンタカーを借りることにしました。
*東北地方では、基本的に車がないと移動が困難です。ボラバス以外でのボランティアを検討中の方は、自家用車での移動かレンタカーの活用をお勧めします。
レンタカーは6時間で6000円程度で借りられます。1時間半ほどかけて、この車で陸前高田まででドライブしてきました。

2.ボランティアセンターで登録
陸前高田のボランティアセンターに無事到着!
ボランティアセンターに行くと、まずは受付でボランティア登録をします。
受付は女性の方で、作業だけでなく受付のボランティアもあるそうです。 女性の方もぜひ、来てくださいとコメントをいただきました。

氏名、住所、スキル、ボランティアが可能な期間を書いて、ボランティアのマッチングへと進みます。
実際の登録用紙は下記のものです。

マッチングでは先ほどの登録用紙をもとにボランティアが割り振られます。
ほとんどがガレキの片付けがメインだったのですが、運良く短時間で終わり、長靴や作業着もいらないボランティアが見つかりました。
地域の小学校での運動会の片付けです。 地図とボランティアの依頼表をもって車で会場へと向かいました。
*ツアー以外で参加される方は、移動も自分の車になるようですのでご注意ください。
3.会場へ向かうも。。。

車で移動し時間どうりに会場へ。
10名ほどのボランティアの方と合流したところ、運動会が早く終わったらしくほとんどの作業が既に終了。。。
片付けの片付けしかお手伝いできませんでした。。。(汗)
せっかく現地に来たので何かお手伝いができないかと相談をしたところ、お話をきかせていただき情報発信をお願いされました。
今の現状を伝えてほしいとのことで、下記のインタビューを受けていただきました。
これが私ができたボランティアになります。
4.ボランティアの方からのコメント
東京から車で参加された横田さん
金曜の夜に車で東京をでて、現地に到着。朝は田んぼでガレキ撤去作業、お昼は運動会の片付けをされていました。
動画インタビューに協力していただいたので、1分ほどの動画をご覧ください。
動画では伝わりにくいですが、現地は未だにこのような状況です。

もっと、ボランティアを! 時間のある学生は来て! と元気にインタビューに答えていただきました。
地元、一関の鈴木さん親子

お母さんと娘さん二人で参加されていた、地元の鈴木さん親子。
娘さんは現在は埼玉在住で、帰省を利用してボランティアへ。
お母さんは震災の次の日から何かできないかと、ボランティアへ参加されていたそうです。
当時、町全体が混乱していたときに、「油はある、車はある、人はある」といって、知り合いのサポートや荷物の運搬もかってでていたとのこと。
「津波のあとの街を見た時に、日本はもう駄目だ。もう折れそうと思った。でも、しばらくしたら自衛隊や各地の警察が続々と現地入りした時にすごく元気づけられた。」とおっしゃってました。
娘さんの方は、震災後はじめてのボランティア参加。
「関東にいたら、震災の話はもうでない。 でも、東北に帰ってきたら、がれきはいっぱいある。 ボランティアでなくても、みんな東北に来てほしい。遊びにくるだけ、ご飯を食べるだけでも、立派なボランティアです。」 とおっしゃってました。
娘さんはインターネットに掲載するのはNGとのことなので、お母さんと娘さんは足のみ(笑 の掲載になります。
お二人の会話の中で繰り返しでてきた「日本人っていいよね。助けあうって嬉しいよね」と言葉が印象的でした。
伊藤さん(左)と牧野さん(右)

ともに東京からボランティアで参加されていました。
時間がなくあまりお話が聞けなかったのですが、
「働ける人はボランティアに来て。 お金を使える人は遊びに来て。 もっとボランティアのPRもよろしく!」
という言葉だけ残して、次の作業に行かれました。
*お話をお聞かせいただき掲載許可をいただいたボランティアの皆さま、ありがとうございました。
最後に
私には何ができるだろう? と思って参加したボランティア活動。
短時間でもできることはあります。
現地からの情報発信も立派なボランティア、東北に行ってお金使うのもボランティアです。
地震から4か月経ちましたが、現地はまだまだボランティアが必要です。
もっと、もっとたくさんの人が東北へ行く必要があります。 ボラツアのPRも必要です。
そして、3月11日を風化させないことが一番大事です。
現地に行けば見えるもの、感じるものがたくさんあります。 ぜひ、たくさんの人に現地に行ってもらいたいと思っています。
この記事を見ていただいた方へ
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もっと、ボランティアのPRが必要です。現地にボランティアが必要です。
ボランティア行こうよ! 東北、行こうよ!
と、もっとみんなで声をかけて復興支援ができればいいなと思っています。
ボランティア情報は、助け合いジャパンのHPへ。
もっと、助けあいの輪を広げていきましょう。ご協力、よろしくお願い致します。
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